ヨルシカ – ヒッチコック
Yorushika – Hitchcock
作詞作曲、編曲:n-buna
Vocal:suis
Music Video Directed by 大鳥
2nd Mini Album 「負け犬にアンコールはいらない」
2018年5月9日(水)発売
収録曲
01 前世
02 負け犬にアンコールはいらない
03 爆弾魔
04 ヒッチコック
05 落下
06 準透明少年
07 ただ君に晴れ
08 冬眠
09 夏、バス停、君を待つ
全9曲収録
ホームページ先のリンクにて予約受付中。
http://yorushika.com
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歌詞
「雨の匂いに懐かしくなるのは何でなんでしょうか。
夏が近づくと胸が騒めくのは何でなんでしょうか。
人に笑われたら涙が出るのは何でなんでしょうか。
それでもいつか報われるからと思えばいいんでしょうか。」
さよならって言葉でこんなに胸を裂いて
今もたった数瞬の夕焼けに足が止まっていた
「先生、人生相談です。
この先どうなら楽ですか。
そんなの誰もわかりはしないよなんて言われますか。
ほら、苦しさなんて欲しいわけない。
何もしないで生きていたい。
青空だけが見たいのは我儘ですか。」
「胸が痛んでも嘘がつけるのは何でなんでしょうか。
悪い人ばかりが得をしてるのは何でなんでしょうか。
幸せの文字が¥を含むのは何でなんでしょうか。
一つ線を抜けば辛さになるのはわざとなんでしょうか。」
青春って値札が背中に貼られていて
ヒッチコックみたいなサスペンスをどこか期待していた
「先生、どうでもいいんですよ。
生きてるだけで痛いんですよ。
ニーチェもフロイトもこの穴の埋め方は書かないんだ。
ただ夏の匂いに目を瞑って、
雲の高さを指で描こう。
想い出だけが見たいのは我儘ですか。」
「ドラマチックに人が死ぬストーリーって売れるじゃないですか。
花の散り際にすら値が付くのも嫌になりました。
先生の夢は何だったんですか。
大人になると忘れちゃうものなんですか。」
「先生、人生相談です。
この先どうなら楽ですか。
涙が人を強くするなんて全部詭弁でした。
あぁ、この先どうでもいいわけなくて、現実だけがちらついて、
夏が遠くて。
これでも本当にいいんですか。
このまま生きてもいいんですか。
そんなの君にしかわからないよなんて言われますか。
ただ夏の匂いに目を瞑りたい。
いつまでも風に吹かれたい。
青空だけが見たいのは我儘ですか。」
あなただけを知りたいのは我儘ですか